こないだはかなりの長文を書いたので特筆しなかったんですが、美味しんぼに限らず原作があってアニメにもなってて一般的に人気がある作品を実写としてドラマや映画にするときにどこまでアニメや原作に近づけるのか?
これって結構、賛否両論なんじゃないでしょうか?
ストーリー自体は本筋から大幅にはずれると別の作品になってしまうので、これは原作に沿う形で進めるとして、登場人物の個々のキャラクター像に関してはどう扱うのがいいのか?
誤解がないように先に書いておきますが、この話題自体、白も黒もない答えの出せない話題なので、個人の好みの問題として見ていただきたいんですが皆さんはどう思います?
見た目からキャラクター像まで出来る限り原作やアニメに近づけた方が好きですか?
それとも多少はデフォルメをかけてでも演じてる役者のテイストが感じられる方が好きですか?
またはそれ以外の別の考えでしょうか?
いずれにしても演じる側としては難しいところですよ。例えば僕の演じた役に関して言えば僕自信はあまり原作を気にせずやってます。ただストー リー上決まっている設定は壊せないのでこれは厳守してます。もちろん現場で相談しながら進めていくわけですが、番組を見た人の中には「あれは違うんじゃない?」という人もいるでしょう。
演じた側の僕に言えるのは、いい悪いは別にして僕が演じたらこうなりましたよ、という1つの結果としての完成形だということ。
無論、監督をはじめスタッフ、キャストの方々が全体のバランスを考えてやってるからこそ出来ることなんですけどね。
いやいや自分で書いておきながら難しい話だなぁ。自分が見る側になった時に原作をよく知ってる話だったら「あー、この人はあのキャラを演じてるんだなぁ」とすぐにわかる方が見てて安心するかな。逆に原作知らずに見た時は、一つのストーリーとして中身がきちんと理解できて、それぞれのキャラが話の中でちゃんと描かれているとうれしいかな。
てことは作り手にはその二つの要素を満たすことが要求されることになるんだなぁ。なかなか大変だ。
いずれにしてもこれだっ!ていう答えがないだけに書いてても的を得ないのでまとめるのが難しい のですが要するに時と場合による、ケースバイケースというのが一番正しいのかな?どう思います?
意見がある方はコメントよろしくです。
思い入れの深い漫画やアニメ、小説の原作のイメージを変えたくないのなら他の媒体で表現されたものを絶対観ない事をお勧めします。何から何までいっしょは有り得ませんよ。漫画や小説を連続した映像にするためには間を持たせる為に新カットを付け加えなければなりませんし、そもそもその作品は原作者の手を離れてその作品を作る監督さん達スタッフのものになります。更にはその作品も完成した後は観客の主観で判断され評価されます。面白いと有名な作品も人によってはつまらなく思えることもあるでしょう。ましてや長編作品の映像化だと要点を抜き出してダイジェスト版になるのは必然的になるでしょうね。
投稿情報: てる | 2007年1 月28日 (日) 19:46
追記です。
自分が言いたかったことは、ドラマの内容が、料理対決や料理の作り方などがメインになるよりも、「美味しんぼ」が本来、伝えようとしている人間としてのあるべき姿や、人としての大事な心みたいなことが、ドラマの中で描かれているかの方が重要であり、それがちゃんと描かれていれば、原作が好きな人でも、ストーリーが全然違っていても、演じている役者の人達の見た目やキャラクターが違っても、問題ないと思います。また、プロデューサーと監督が、「美味しんぼ」が料理を通して伝えたいことを、ちゃんと理解しているかの方が重要だと思います。
投稿情報: 2A | 2007年1 月28日 (日) 11:47
はじめまして。初投稿です。
「虹のかなた」で涼平さんを知って、それから気になる役者になりました。
この間、美味しんぼ見ました。
小田井の返答なんですが、中途半端がいちばんダメになっちゃうような気がします。原作と同じにするなら徹底的にやる、原作と違うなら、原案だけを借りて、徹底的に原作FANを裏切るオリジナルを作る、といったように、自分は白と黒とはっきりした方がいいと思いました。
ドラマを見ていてすぐに思ったのは、漫画の実写版なんだと思いました。
自分は美味しんぼをかなり読んでましたが、あの漫画は料理がメインのように見えますが、実際は料理を通して、人間の本来あるべき姿や、社会問題、人間の愚かさや、汚い部分、会社の露骨な人間関係などがとても濃く描かれている作品だと思います。
料理という素材を通して、人間の大事な倫理観みたいなのものを伝えている作品だと思うんですが、この間のドラマでは料理がメインに描かれているような感じを受けました。最近の原作ドラマは、恐らく小学生や中学生にも分かりやすくといった感じもあると思いますが、逆にそれが裏目に出てる感じもします。小・中学生は、大人の世界を知りたい年頃でもあり、どこの会社でもありそうな、ドロドロした人間関係を覗いて見たい感じもすると思うんです。
原作を読んでいた自分からすると、ドラマ版は本来の美味しんぼではないと思うわけですが、そうなると、各キャラクターの内面や微妙な部分が重要になってくると思います。原作では、団社長は、あんまりニヤニヤしないんです。ほとんど笑わない。無口で気真面目な顔で紳士的な感じだけどやり手のような感じで、相手の顔をじっと見つめている感じです。涼平さんが演じた団社長は、その逆で人なつっこい感じのあんちゃんみたいな印象を受けました。原作に近づけるのならば、団社長は、個人的にはオールバックの方が良かったです。
作り手側は、原作で描かれている大事な部分だけは外さないで描けば問題ないと思います。演じる側は、原作のキャラクターとは違う感じでも、何か一つだけも、このキャラクターがよくやるしぐさが、チョロっと出ているとOKなんじゃないかと思います。例えば、ニヤニヤ笑っている団社長が一瞬だけ真顔でするどい目つきになるとか、見た目が全然違っても、そういったマニアしか知らないような「しぐさ」の部分が出ていたら、「あ、こいつ団社長だわ」と思ったりすると思うんですが、いかがでしょうか。
PS:尾崎千瑛ちゃんとの共演がまた見たいです。
投稿情報: 2A | 2007年1 月28日 (日) 10:55
遅まきながら(毎度か。。。)投稿です。
実写にする場合は、それなりの覚悟と期待(あるいは諦め)が混じった状態で見るので、原作のキャラの雰囲気がある程度感じられれば(これは脚本の問題でしょうか)、その役者さんが演じている意味があった方が良いかと。
話はずれますが、漫画のキャラより実写版の俳優さんの方が美形で驚いたのは、涼平さんの団社長(お約束!)と、年内に終わった某音楽ドラマの俺様(別にファンじゃないけれど)でした。
漫画原作でアニメ化された時の方が、ついつい厳しい目で見ちゃいますね。絵が違いすぎるとか、やっぱり声の脳内イメージと違いすぎてダメだとか。先日深夜アニメを偶然見かけて、脳内イメージを保守するために、すぐテレビ消してしまったばかりだったもので。
投稿情報: まめ奴 | 2007年1 月27日 (土) 19:43
本当に難しい。ない知恵絞ってうんうんと考え込んでしまいました。十人十色どころじゃない、複数いる個人の好みに左右される難問が相手では、作り手の苦労が思い知らされるばかりです。
自分の好みで言えば、原作のキャラクターが持っている雰囲気さえ押さえておいてくれればいいなと思います。出来れば全体が平均的に。誰かを飛びぬけて似させることで映像に違和感が出るくらいなら、いっそみんなそこそこでいい。もちろん似せていて且つ全体を観たときの画的にもはまっているのが一番ですが。
涼平さんに限って言えば、どんな役をするのであっても涼平さんらしさというか、涼平さんならではの部分が垣間見えると嬉しくなりますね。
というわけで今回の団社長も、観ていてとても幸せな気分でした。
投稿情報: アオイ | 2007年1 月27日 (土) 02:13
むずかしいですね~
アニメ版そのものの面白さでは、この前の実写版の『ちびまるこちゃん』は秀逸やったなあ~って思うし。
今回も松平さんの雄山先生はうわ~まんまみたいっ!!て思ってしまいましたし。
団社長のイメージがなかったので、普通の役柄として見ていました。
今回のドラマは、そっくりの実写版って言うのを狙ってない感じがするキャスト陣でしたが、『美味しんぼ』の持つ味わいがいかされてたと思うので、成功やったんと違うかなって思っています。
(ってえらそうに~すみません)
投稿情報: ふわふわり | 2007年1 月26日 (金) 21:02
どうなるか、どうするかは作品の雰囲気によるのではないかと思います。
この作品なら原作に忠実にした方がいい。この作品ならオリジナリティを出した方がいい。この作品なら…と色々とあると思いますが、私は原作のストーリーに忠実というよりも、原作の雰囲気を壊さないようにすればいいのではないかと思います。
原作の空気をドラマで出す事が出来れば、たとえ忠実でなくてもいいような気がします。
そう考えると最近ヒットしたドラマってやはり原作の空気をうまく出してると思うのですよ。
あとその役者さんが役柄に染まりきらない事もその人『らしさ』が出てて、楽しめるのではないかと思います!!!
投稿情報: 筆銀 | 2007年1 月26日 (金) 14:07
原作を知ってる時には、原作に忠実だとおぉ~!と思いますね~。
でも、ちょっと位なら、役者さんの味も出てていいと思います。
原作を知らない時は、どっちでもいいですね~。
私もケ-スバイケ-スだと思います。
美味しんぼは、原作を知らないので、何も気にせず、素敵だと思いましたよ☆
投稿情報: YH | 2007年1 月26日 (金) 13:13
アニメ化の場合は結構原作に忠実にしてほしいと思いますがドラマ化の場合は特にこだわりません。特に美味しんぼの様に何度もドラマ化されている物は各々俳優さん達の個性が出た方が楽しいんじゃないでしょうか。
投稿情報: めっちん | 2007年1 月26日 (金) 13:00
難しい問題ですよね。私は原作に思い入れが強い場合は、忠実に再現して欲しいと思いますが、それほどでもない場合はあまり気にしないので、やはりケースバイケースと言うことになりますね。
投稿情報: あち | 2007年1 月26日 (金) 10:46
アタシは、基本的には原作に似せる必要はないのかな・・・とは思います。
違ったら違ったで、それもまた楽しいし。
ただ、あまりにも原作にのめり込み過ぎちゃったりして、自分の中での世界が出来上がっちゃうと、実写版を見て『へ?こんなの違う~~~っ!!』って思っちゃう事もあるかもしれませんがw
でも、いい意味で裏切られるのは大好きですw
涼平さんの演じた団社長は大好きでしたョ。
投稿情報: ミカチン | 2007年1 月26日 (金) 09:09
最近は特に漫画原作のドラマ増えてますよね。好きな漫画はドラマ化されたらこの俳優が合うだろうなと考えることはありますが、その通りになることはまずないので、見ているうちに違和感がなくなってくる方が見ている方としては楽しいです(今まで、最初からビジュアル的にもイメージ的にも全く違和感ないと感じたのは、野際さんの演じられた月影先生(ガラスの仮面)です。漫画から飛び出したようでした(笑)が、これは特殊なケースですよね…)。個人的な意見としては、原作のままよりも自分なりの役作りをされた方が好きです。演じるということは明確な答えがないと思うので、役者は大変な仕事だと思いますが、これからも頑張ってください。
投稿情報: あらいぐま | 2007年1 月26日 (金) 08:52
涼平さんの書いてらっしゃるように、ケースバイケースでよろしいんじゃないでしょうか?キャスティングした時点である程度制作側にはイメージがあると思うので、役者さんがそれ以上のものを出して良い意味で裏切ってあげても良いかとも思います。画面からはニオイや香り、味とかは分からないけど、気持は伝わってくるんで。
投稿情報: SUGIKOZO | 2007年1 月26日 (金) 07:04
ドラマにする場合、基本設定さえ守ればいいと思ってます。原作をそのまま映像にするのは無理が出てくると思います。それに、この役者さんがあの役をどう演じるのか?というのが結構楽しみだったりします。
投稿情報: やま | 2007年1 月26日 (金) 06:49
コミックは紙の上でのコマ割、アニメは連続した映像媒体、実写は俳優を使用した映像なのでそっくりそのままのイメージを写すことは難しいと思います。いずれにしても作品に携わる方の作風と主張が必ず入ると思いますので観客の好き嫌いが出て来るのでしょうね。原作に忠実に写そうとして無難な作品になるよりも大胆な解釈で切り込んだ作品のほうが私は好きですが、多分そういう作品の方が少ないような…。
投稿情報: てる | 2007年1 月26日 (金) 06:37
料理は愛情!!かなと、思っています。
愛情や熱意を受け取れる作品なら、原作に忠実でも、ユニークな解釈がなされてても、どちらも美味しく楽しくいただいちゃいます。
涼平さんの団社長、素敵でした!
また、拝見できると嬉しいなと思います。
投稿情報: はこふぐ | 2007年1 月26日 (金) 04:02
お豆腐はそのまんま素材の味を生かして食べても、これが豆腐?お肉みたい!と思うように料理して全然違う形にして食べても、そこに料理人の愛情と創意工夫があればどちらも美味しいです。
他のお料理さん達との調和も大切ですよね。
涼平さんが作った団社長、本当に美味しく頂きました。又見たいです。
投稿情報: 鴉子 | 2007年1 月26日 (金) 03:13
ん…でも原作は原作だし作品は作品として見たいように見ればいいし演じたいように演じるのが役者さんだしそれが互いの仕事なんじゃない?周りの期待やら意見聞いてたらキリないし。やっぱりアニメはアニメでドラマはドラマって区別せんとね。悩んでても出来上がったら一つの作品だしそれはそれでいいかと思うよ。じゃないと個性がないしね。
投稿情報: なお | 2007年1 月26日 (金) 01:57
涼平さんこんばんは。これは涼平さんの問いかけとはちょっと違うことかもしれませんが、実は私は団社長のモデルとなった人物の会社で数年間働いておりました。したがって原作の団社長自身、「おお、すごいかっこよくなってる!」とデフォルメを楽しんでおりました。そういう背景があるので、実写版については「役者さんや製作者側の解釈を楽しむ」という立ち位置で見ていました。アニメについては、二次元的な部分で原作との印象を近づけることができますが、実写版では三次元になった段階で完全におなじようにするのは難しい。それならば、逆に「解釈」を楽しんだほうがいいんじゃないかな……という考えです。
で、感想なんですが。「かっこよすぎだよ~!」。原作の10倍増しカッコイイです(笑)。もし涼平さんなみに社長がかっこよかったら、私は今でもあの会社で働いていたと思います(笑)。
投稿情報: M | 2007年1 月26日 (金) 01:51
涼平さんこんばんは!難しい話ですね…。
私は、原作よりもものすごく掛け離れてるのも嫌だけどそのもの過ぎるのも嫌な、やっかいなタイプです(笑)
やっぱり、原作と、アニメやドラマとかのものは別物として見るんですが、原作と違いすぎると、うーん…。ってなります。
涼平さんの演じた団さんは好きでしたよ!!
涼平さん=団さんそのものじゃなく、涼平さんが団さんを演じてるんだなーって思いながら見ました(^O^)/
なんか考えがごちゃごちゃしてしまいすみません!
投稿情報: みか | 2007年1 月26日 (金) 01:46