25日から池袋の芸術劇場で始まった東京アンテナコンテナの舞台「雨に笑えば」が無事に終了致しました。
たくさんの皆様方に来場頂きまして本当にありがとうございました。
歌あり、パフォーマンスあり、笑いあり、涙ありのアンテナコンテナらしいドタバタコメディーでしたが、皆いきいきと竜宮町という町の中で存在していたように思います。
今回はロッカーな役所だったので楽しかったですねぇ。気持ちいいですよ。最高に!
「楽しんでる!盛り上がってる!たの…死んでる!」
絶対誰も気付いてないと思いますが、もちろん演者の方々も…、あの「たの…死んでる!」は僕がこの本に込めた地味な皮肉なんですよね。
地上で生きることをやめた人々にとって、いくらその毎日が明るく楽しいものでも社会というシステムの中にはすでに存在しない。つまり、生きてても死んでるのと同じ。
だからあえて「たの…死んでる!」って問い掛けてました。
するとみんなは「切る所おかしいから、死んでないから…」と口々に答ます。
無意識にみんながまだ自分達が死んでないということを口にしているのが個人的に楽しかったです。
無事に怪我なく千秋楽を終えることができて良かった良かった。
そして何より見に来て頂いたたくさんのお客様方の笑顔に出会えて最高に幸せでした。
キャスト、スタッフ、そしてお客様、本当にありがとうございました!


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